2013/04/28

オールソール交換 前編〜campanile


激しい気温の変化に体調崩されてないですか?私は一発KOでした(悲)



さて、前回オールソールのブログをアップさせていただきましたが、ビフォーを撮り忘れてしまいました。今回はバッチリ撮りましたので「前編、後編」の2部構成でいきます!

今回のお預かりの靴はこちら↓


イタリア、ナポリのシューメーカーの一つ、”campanileカンパニーレ”のキャップトゥオックスフォード。マッケイ製法で約3ミリほどのミッドソール(靴本体と本底の間のソール)がついています。中底を見ない限り、グットイヤーか判断出来ないほど重厚な作りです♪


靴の内側のスベリ革も一緒にお修理させていただきました。紳士靴の場合、靴べらを使用したり長年履いていますと破けてくるケースがあります。革を貼りミシンをかければリペアできます。そして、


ソコ縫いをかけた状態です。右がソールの銀面を機械で削った状態です。ソールにステインを塗る為です。さらに、


ソールにステインを塗り乾燥させています。銀面を均等に削らないとムラになってしまいますのでここは慎重にです。この時点でコバ周りは完全に仕上げます。

次回後編は、ヒールを付けて仕上げまで一気にいきまーす!!!!!!!!!!!!!!